こんにちは、手帳ライフコーチの高田です。
日本で最も著名な経営コンサルタント、大前研一氏の「人が変われる方法は3つしかない」という格言めいたお話があります。
私の場合、この3つの視点は、ビジネスを加速させるうえでとても役立った記憶があります。
そこで、今回は「ビジネスを加速させるために見直すべき3つのコト」についてお話しを進めたいと思います。
まずは時間の使い方を変える
大前研一氏の「人が変わる3つの方法」の1つ目は、時間配分を変えるです。
つまり、時間の使い方ですね。
1日8時間寝たとして、食事や何やで4時間使うとしたら、残りの12時間を何に充てるかで人生が決まると。
特に、纏まった時間である週末(土日)の時間の使い方の重要性を説いてました。
私の場合、朝4時起き生活を習慣化して、ビジネスを含む私生活全体の質が向上しました。
また、ビジネスだけの視点で言うと、事業経営にとって最も無意味とされる「移動時間」を極力無くす工夫を施したことによって、収益体質が大きく改善されました。
このように、まずは自分の時間の使い方を見直すことから始めることの重要性を、人やビジネスを変えるための1つめの要素として大前研一氏は説いています。
住む場所を変える
そして2つ目の要素は「住む場所」です。
このことの本質は、どうやら視点のようです。
住む場所が固定されると、物事をみる視点も凝り固まると。
逆に、住む場所が変われば目線も変わる。
そのように大前氏は説明していました。
付き合う人を変える
そして最後が、付き合う人です。
つまり、3つ目は人付き合いに関することで、いつも「気の合う相手」といるようでは駄目だと説いてます。
私は、この点については身をもって経験しているので、非常によく理解できます。
例えば、私がまだ自著を出版したことが無いとき、たまにビジネス著者が集うような会合にちょくちょく参加していたことがあります。
足を運んでいた意図は、自分もビジネス書の著者になることを目指していたためです。
そのためには、すでにそれを成し遂げている人たちの輪に入ってしまう方が早い。
そう考えていました。
しかし、これがまた居心地が悪い。
いつも会場につくと、「早く帰りたいなぁ」なんてことしか考えていませんでした。
とはいえ、居心地は悪くて当然です。
そこはビジネス書の著者や出版社の人が集う場所。
まだ出版の経験のない自分なんかがいることの方が、おかしいのです。
しかし、根気強くそのような環境に身を置いていると、不思議と本を出版していることよりも、まだ出版していないことの方が珍しくなってきます。
すると、かつてまでは「自分の本を出版するなんて、夢のまた夢だ」っていう意識だったものが、「本の1冊や2冊、出して当然」という意識に自然と変わっていってしまうのです。
つまり、周囲の環境が自分の意識を変えてしまうわけですね。
「ヤンキーの友達は、皆ヤンキー」という法則とまったく同じです。
まとめ
今回のお話しのように、自分自身の周辺環境を見直すことでビジネスを加速させる直接的な要因になったりします。
時間の使い方、住む場所、付き合う人の3つを、是非この機会に見直してみて下さい。
それでは、また!