こんにちは、手帳ライフコーチの高田です。
思い通りの日々を過ごしたり、目標を実現すための1つの工夫として、私は「やらないことリスト」を作ることをお勧めしています。
普通は「やること」をリスト化すると思いますが、その逆ですね。
今回は、やらないことリストの役割と作り方について触れたいと思います。
やらないことをリスト化する狙い
まず、「やらないことリスト」とは何なのかですが、これは単純に自分が「やらない」と決めたことをリスト化したものです。
夢や目標達成のために、あれをやろう、これをやろうと、普通はやることばかりを考えてしまい勝ちですが、その逆も必要となります。
なぜならば、時間という名の資源は有限だからです。
つまり、やらないことを決めることとは、自分の限られた時間の使い道を定めることそのものと言えます。
よって、本来的な「やらないことリスト」の役割は、限られた時間を有効に使うためのものと定められるかもしれません。
しかし、私の場合は「毎日を気持ちよく過ごし、前向きに仕事をするためのMyルール」と定めています。
自分の時間という資源の使い道を定めることは当然のこと、何よりもストレスなく、毎日を充実させるための1つの手段として「やらないこと」を自分に課しているわけです。
「やらないことリスト」の作成例
では、どんなことをリスト化すればいいのでしょうか?
答えはシンプルで、自分がやりたくないと思う事、これはやらないと決めたことを単に箇条書きでリストアップするだけです。
例えば、私の場合は以下のようなものがリスト化されています。
※あくまで一例です
● 無理に規模を拡大する経営をしない
● 得意領域や勝てる土俵以外で戦わない
● 露骨に値引き要求してくる顧客の仕事は引き受けない
● 上から目線で接してくる顧客の仕事は引き受けない
● 先輩や元上司、元部下を顧客にしない
● 無料のセミナーに参加しない(有料のものに限定する)
● 何でも自分でやろうとしない
● 海外ドラマをみない
● 飲みの席で飲み過ぎない
という感じで、ビジネスに関するものが大半を占めますが、上記のような形で「自分がやらない」と決めたことを箇条書きで纏めています。
手帳に「やらないこと」を書き出す
では、どのように作るのか?
作り方は簡単で、ご自身が愛用している手帳に「やらないこと」をリストアップすれば、それでOKです。
私の場合は、手帳の1番最初のページにやらないことリストを挟み込み、折に触れて目にするようにしています。
定期的に見返すことで、「あ、やっちゃってるわ」と気付けるようにすることが大切です。
折に触れて見返せるように、「やらないことリストの確認」というタスクを、月に1度ぐらいの頻度でルーティンにしてもいいかもしれませんね。
まとめ
「やらないこと」を明確に定めることは、自分の持つ限られた時間を有効に使うためにも必要なこと。
さらには、毎日を気持ちよく過ごし、前向きに仕事をするための手段としても効果を発揮します。
「やること」ばかりではなく、ぜひ一度「やらないこと」を決めることにも取り組んでみて下さい。
それではまた!