こんにちは、高田です。
何か新しいことを習慣化しようと考えても、なかなか簡単に思い通りに行かないのが世の常だと思います。
ところが、習慣形成にあたって「これを意識すると上手くいきやすい」という、ちょっとしたコツがあるので今回はそれをご紹介したいと思います。
既存の習慣にくっつけろ!
いきなり結論から入りますが、新しいコトを習慣化したいと思ったら、すでに習慣として行っているコトにくっつけてしまうというのがコツです。
例えば、「毎日きちんと新聞を読むようにしたい」と考えたとします。
でも、読む日もあれば、読まない日もあったりと、なかなか習慣化できない。
こんな場合は、どうするか?
前述の通り、すでに習慣として行っている何かにくっつけられないかを考えます。
例えば、歯を磨くことは誰しもが毎朝必ず行うと思います。
であるならば、「歯を磨きながら新聞を読む」という方法が1つ考えられます。
この場合であれば、新たに新聞を読むための時間を確保する必要はありませんし、歯を磨く“ついで”なので、精神的な負担もありません。
このように、新しいコトを習慣形成する際の1つのポイントは、すでに難なく行っているコトにくっつけてしまうことなんです。
習慣的行動には、トリガーがある
書籍『ぼくたちは習慣で、できている』(著:佐々木典士)によると、習慣的な行動には、その行動を起こすきっかけとなる“トリガー”があるそうです。
同書によると、習慣とはトリガーによって引き起こされる決まった行動(ルーチン)と表現されており、何とも分かりやすく腑に落ちた気がします。
例えば、「目覚ましのアラームが鳴る」のがトリガーとなって、朝起きる。
朝、「歯を磨く」のがトリガーとなって、顔を洗う。
高田が喫煙者だった頃は、「会社についたらまず一服」というのがほぼ日課でしたが、この場合は「会社に到着する」ことがトリガーとなって、タバコを吸うという行動が引き起こされてます。
このように、習慣的に行われている行動には、その直前にトリガーとなる行動があるというのです。
つまり、逆の見方をすれば、何か新しいことを習慣化したいのであれば、自ら意図的にトリガーをつくってしまえば良いということになります。
ちょっとした工夫として、ぜひ取り入れてみて下さい。
それではまた!